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孤高の人

「孤高の人」は新田次郎による山岳小説の白眉である。登山家・加藤文太郎の生涯を描いたもので、大学一年のときに初めて読んで深い感銘を受け、以来何度と無く読み返す不朽の名作である。

加藤文太郎は明治38年に兵庫県浜坂町に生まれ尋常高等小学校を当地で終えてからは、神戸の三菱重工(当時はその前身)に就職してから夜間工業高校に通った。神戸に出て4年後位から六甲山縦走などに親しみ、常に地下足袋を履く珍しい登山家だった。その後、槍ヶ岳冬季単独登頂・北アルプス単独縦走などで勇名を馳せ、単独行の加藤・不死身の加藤と呼ばれた。しかし昭和11年1月に厳冬の槍ヶ岳北鎌尾根に挑むが猛吹雪の為に遭難死した悲劇のクライマーでもある。
浜坂町には加藤文太郎を語る会によって建立された新田次郎文学碑がある。子供が小さい頃に何度も浜坂へキャンプに行ったこともあって大変親しみを覚える人である。

加藤が単独行に固執したのは、山に対する深い敬慕と尊崇の思いがそうさせたのであろう。新田次郎の筆もその精神性の深さを探求するかのごとく、生き生きとした山人の姿を描き出している。パーティーを組むことによる優位さや安全性を捨て、ただ一人山に向う、厳冬の極限状態を克服してこそ誠心誠意「山の神」と対峙出来ると考えていたのだろうと想像する。私も「政治」に対峙するにあたり、そのような清く強い心で臨んで行こうと改めて考えるこの頃である。

加藤終焉の地「槍ヶ岳北鎌尾根」。今も登山道は無く、この厳冬期難攻不落の北鎌尾根に挑んだ加藤の心にはただ感嘆するばかりである。

北鎌尾根2 北鎌尾根

うちの子供が小さい頃によくキャンプに行った浜坂サンビーチ。金曜の夕方から大阪を出て、9時頃からテントの設営をし、日曜の昼から戻る。そんなことを10数回したことが懐かしい。

サンビーチ1

 

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