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年年歳歳花相似 歳歳年年人不同

長かった冬が去り、やっと桜が咲き出したと思ったら、もう満開。今夜からの嵐でかなり散ってしまいそうです。この季節になりますと多様な花々が一斉に咲き、美しさに見とれるのですが、一方で人の一生の過ぎゆく早さを思い、中国初唐の詩人・劉廷芝(りゅうていし)の「代悲白頭翁」( 白頭を悲しむ翁(おきな)に代わる)の一節を想いうかべます。白髪の老人を憐れむ紅顔の美少年。、実は、じきに君も同じように歳をとるんだよと告げているようです。昨年の6月議会の一般質問の冒頭に引用した,南宋の詩人・朱熹の詠った有名な七言絶句「偶成」(少年老い易く学成り難し・・・)は、秋の弱い日差しの中で人生のはかなさを嘆く名歌ですが、この劉廷芝の詩は、春爛漫・咲き誇る花を見ながら、同じように一瞬にして過ぎゆく人生の短さを儚む詩として古くから日本人に愛されて来ました。写真の桜は清滝団地のものです。「代悲白頭翁」のこの名句「年年歳歳花相似 ねんねんさいさい花あい似たり 歳歳年年人不同 さいさいねんねん人おなじからず。全文をご紹介します。「洛陽城東桃李花 飛来飛去落誰家 洛陽女児惜顔色 行逢落花長嘆息    今年花落顔色改 明年花開復誰在 巳見松柏摧為薪 更聞桑田変成海    古人無復洛城東 今人還対落花風 年年歳歳花相似 歳歳年年人不同    寄言全盛紅顔子 應憐半死白頭翁 此翁白頭真可憐 伊昔紅顔美少年   公子王孫芳樹下 清歌妙舞落花前 光禄池台開錦繍 将軍楼閣画神仙    一朝臥病無相識 三春行楽在誰辺 宛転蛾眉能幾時 須臾鶴髪乱如糸   但看古来歌舞地 惟有黄昏鳥雀悲」  ちなみに朱熹の「偶成」全文は「少年易老學難成 一寸光陰不可輕 未覺池塘春草夢 階前梧葉已秋聲」 どうですか?読み比べるうちにも、まさます人生のはかなさが心を染めて行きませんか?ところで、はかない=「儚い」と書きます。まさしく李白が「桃季の芳園に会するの序」⇒「それ天地は万物の逆旅にして光陰は百代の過客なり」に続く「浮生は夢の如し」と詠んだように、さらには小田信長が本能寺で炎に包まれながら「人間五十年、化天のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり」と舞った、幸若舞の「敦盛」の感性に通じる、普遍的な人間心理であると言えます。

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