昨夜のNHKの特番は、西日本で今まで考えられなかった山崩れについてのものと、東日本大震災のときの大規模崩落でした。西日本については、その原因は気象変動による雨量の増加にあるらしいとのことです。先日の豪雨でもそうですが、近年まではこんな雨は降りませんでした。温暖化によるものであることは間違いないようです。人類のエネルギー消費の急激な増加に由来するものでしょう。産経新聞に石原知事が書いておられますが、何億年とかけて生命が育んできたものを人類は100年ちょっとで全てつぶしてしまうのでしょうか。「猿の惑星」では人類が滅んで猿が世界を支配していましたが、猿どころか、地球史上何度目かの生物大絶滅が起こるのかも・・・確か「続・猿の惑星」の最後に主役のチャールトンヘストンがつぶやく「何ってことをやっちまいやがったんだ」が心に刺さります。あのときは猿の攻撃に対抗して、生き残っていた不気味な人類が神とあがめていた核兵器のスイッチを押してしまった場面だったと記憶しています。我々は後戻りできない自然破壊のスイッチを押してしまったのかも。
自然災害について
URL :
TRACKBACK URL :
Leave a reply