大和にある先祖の墓参りに行った足で、室生寺のすぐ近くの室生龍穴神社を訪れました。晴雨の神様です。神社から林道で800m、ご神体の龍穴に行けました。途中には「天の岩戸」と言う巨岩がお祀りされています。龍穴へは林道から長い階段を降ります。清浄で滑らかな滝の奥に神秘的な甌穴が見えます。不思議な時間が流れる空間でした。そこから道の駅に出て情報収集。近くに日本武尊を御祀りする白鳥神社があるとのことで、早速訪れました。そこへ至る道は古来からの伊勢街道。今も趣が残る町屋が続きます。尊が三重で亡くなられて魂が白い鳥になって飛んで行った話は有名です。母の実家がある御所市に、三重から飛んできた白鳥がたどり着いたと伝えられる場所に日本武尊陵がありますが、この室生・三本松の地に途中舞い降りて休息したとの言い伝えがあり、白鳥神社として命をお祀りしているのだそうです。また、近くには、龍穴神社から分祀された海神社もあり、風光明媚な場所でした。
ご神域「龍穴」の様子
室生龍穴神社
龍穴
天の岩戸
海神社
白鳥神社