元気モリモリもりもっちゃん・四條畷市会議員/森本勉公式サイト

6月議会が開会。7000万円を超す追加工事費(畷中・西中)確定。今後の増額も不可避。当初契約に賛成した議員は市民に弁償せよ!

昨日、6月議会が始り、報告2件(現金出納検査など)、議案11件(一般会計補正予算第1号・空家対策協議会条例の制定・補助金制度在り方検討会条例の制定・地域公共交通会議条例の制定など)、同意18件(農業委員の任命・人権擁護委員の推薦)などが審議されたが、急遽、畷中・西中の工事契約金額の変更(29億1384万円を約29億8527万円に増額)が上程された。

このことについては6月1日にも書いたが、元々国土交通省の指導を大きく外れた設計施工一括発注方式を採用したため、当初の見積もり以外に今回、高圧受電設備増設の必要性が明らかになり増額補正するものだ。これは土井市長時代に僕と岸田議員以外の議員が認め契約したもので既に工事も進んでおり、今さら契約破棄もできないから、東市長も市民もどうしようもできない。始まった以上は速やかに工事を終えないと生徒達が落ち着いて勉強もできない、だから僕は不本意ながら増額補正については反対できなかった。こんなところにも負の遺産が市民を苦しめているのだ。

僕はこの契約方式は、緊急事態・特殊な能力などが必要な場合(ゴミ焼却プラントなど)等、4例以外は不適切だと国交省が規定するもので、当然、学校建築のようなものは一般競争入札で行うこととされているもので、設計施工一括発注方式の危うさ・競争原理の働かないこと・官製談合の危険性などを、昨年から数次に及ぶ議会で強く指摘し続けてきた。

ところが土井市政・教育委員会はPFIの失敗を糊塗する為に、昨年3月議会での年度予算上程当日に急遽開かれた予算委員会(この事態だけでも馴れ合いだと分かる)で議員から要望を上げさせ、翌日、賛成議員の要望を丸呑みした補正予算3億円を緊急に上程するという、恐らくは全国でも見られそうも無い暴挙で議会懐柔を行い、この契約方法を強行したものである。だからか知らないが、僕ら2名以外の議員からは、この危ない契約方式について質疑すら無かったが、これは議員の堕落・行政への盲従・二元並立制を自ら放擲するものであった。

わが市での一般競争入札の場合、市の予定価格の約15%を下回る契約実績があるから、29億円の15%と言えば4億3500万円であり、それだけ安く契約できた可能性があったのに、実際には1社応札で随意契約となり落札比率は99.6%とほぼ満額で契約されたのだ。僕はこの約4億円は、契約を認めた議会の責任であると断言する。賛成した議員10名の責任は余りにも大きく、一人4350万円ずつ市民に弁償せよと言いたい。

議会の存在意義は、行政の行おうとする様々な行為に対して、それが市民にとって合理的なものであるか無いかを判断することに尽きる。しかし、この4年間、特に学校統廃合問題や生駒山中に造った総合公園(総工費14億円・年間管理費4400万円、市民が利用する為には400円の通行料を払わなければならない)などの暴政に対しては、議会は追従・追従ばかりしてきたのが実相だ。土井市長に下された先の選挙結果は、追従してきた議会への断罪でもあろう。

先日の予算委員会で、島議員から、何故今急にこんなに増額になるのかと言う質問が出たが、僕はその時、余りにも腹立たしくて、今頃何を言うのか、この契約方式を認めた段階でこんな事態は充分予見できたはずだと述べた。島議員と会派を組む藤本議員は昨年9月議会の補正予算案への賛成討論で、わざわざこの契約について言及してよしとしている。

断言するが、この畷中・西中の29億円を越える工事は、間違いなくまた追加工事が出て増額補正をする事態が必ずや訪れるだろう。設計施工一括発注方式とは、契約時点では詳しい設計図書すら存在しないのだから、子どもでもわかることだ。

また、今回の発注において示された市側の要求水準書は、1昨年に失敗したPFI計画で広告代理店の電通などに委託して作成されたものがベースとなっており、今、我々がその不適正を糾す為に大阪地方裁判所に提訴して市民に損害賠償せよと争っている代物だから、噴飯モノと言われても仕方がないと思う。

この工事に至った学校統廃合問題について、先の市長選挙以降に、反省の弁を述べられたのは僕の知る限り長畑議員ただの1名である。僕はその意を尊重し尊敬する。人は誰でも過ちを犯すものだ。しかし代議員である我々議員に失敗は許されないのだが、結果的に市民に損害・混乱を与えておいて何ひとつ反省の弁も述べない輩とは雲泥の差だ。

最後になるが、昨日の本会議、この案件の審査でも質問したのは僕と岸田議員とあと若干名。その他は「意義なっし!」「ナッシー!」のオンパレード。フナッシーもびっくりだ。

採決前の自由討議で、僕が島議員に、こういう事態が想定されることを貴方は契約に賛成した時点で予測もしていなかったのかと質した。答えは後日に発表される議事録でご覧頂きたい。大きな虚無感に包まれた一日であった。

森本勉市政事務所

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