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「地方議員は必要か」=産経新聞コラムより

先日の産経新聞朝刊に編集委員大野敏明氏の署名コラムが掲載された。そこには現状における地方議員の存在そのものに対する厳しい批判が展開されている。
枕には、最近続く地方議員の不祥事を断罪する言葉が並べられたが、恐らく大野氏の主張の本筋は後段にある。
それは「議会は一体何をしているのだろう、まったく何も見えてこない」という言葉に集約されている。
コラムでは、議会は立法の府であると言われるが、地方議会での議員立法率は5%に満たないと指摘している。
つまり95%以上は首長提案条例であり、しかも原案可決率は90%とされる。議会の役割は行政を監視し、民意を反映することだ。とすれば、「地方議会も地方議員も不要」というのが民意なのではないか、と強烈な言葉で結ばれている。
実際、我が四條畷市議会でも議員立法が実現したのは、この3年半を見ても主なものは議員定数4減の条例案成立だけと言っても過言ではないだろう。
私は以前に所属した会派において、予算編成の組み換え動議の提出や、生活保護適正化条例案、自転車安全運転義務条例案、コンビニでの成人雑誌販売での展示適正化条例案などの議員提案条例を提案したが全くと言って良いほど相手にされなかった。3年半議員をさせて貰ったが、その会派の主な存在意義は議長や委員長などの役員選挙で発揮されることだったと感じている。役員選挙にあたって他派議員に怒号をあびせるなど、見るに忍びない情けない場面も随分見てきた。本会議場で大口を開けて眠りこけている姿を見るに付け、市民は何も知らないんだなと情けなくなるのだ。今では朝の駅で挨拶する時間の長い者が上位で当選するのだが、これも如何に議会と市民との間にギャップがあるかの証左だ。何故なら議場に足を運ぶ人はほんの僅かで、議場で何が行なわれているのかを知る人は殆どいないから、毎日見る人に投票するしかないのだろう。

私は議場のライブ中継をずっと訴えてきたが実現しない。今は市の情報管理はクラウド化され、市独自のサーバーは軽くなっているのだから、安物のネットカメラを3個もつければお金をかけずにライブ中継は実現するのに・・・

そこで「議員の質」が問われるのだ。議場は議員にとって聖地であると同時に戦場でもある。代議員制度で選ばれた議員は議場でこそ最大の能力を発揮しなければならない。その為には日頃からの調査・研究・立案に励まなければならない。議場で眠りこけるなどもっての外だ。

やはり1000票足らずで当選できることに大いに問題があるのだと思う。かく言う自分も981票で議席を得たのだから大きなことは言えないが、しかし当初反対が多かった議員定数4減運動を先頭に立って遂行し結果、議員諸氏の賛同が得られて4減が実現できたことは誇りに思う。ここで更に2~4減の定数を削減し、選挙民8000人あたり一人の議員を選ぶ、厳しい選挙制度に改革して行かねばならないと確信するし、また先の選挙の公約であった議員報酬30%減も何としても実現しなければならない。
議員の数が減ると委員会運営に支障が出るなどの意見があるが、実際、年4回の定例議会のうち、本会議が開催されるのが3日、二つある委員会が各一日。予算決算が春秋にあるが各3日。その他に議会運営委員会や代表者会議などがあるが全部あわせても年間100日に足りないだろう。

8人もいれば充分だ。多様な民意の反映ができないと言うが、もし議席数が100あっても議席に占めるパーセンテージは現在の議席構成と多くは変わらないに違いない。有権者8000人で一人の議員、四條畷市議会の定数は8~10が適正だ。
また、議会の現状そのものに対する批判も多い。それは従前から指摘されることだが、本来2元代表性の一つの旗頭が首長、もう一方が議長であるにもかかわらず、その議長を一年交代でたらい回ししていることだ。皆が議長をやりたいから一年ごとに変えるとする申し合わせがあり、そのこと自体、議会自らの権威を落としていることに他ならない。議長は4年務めるべきだ。値段が四分の一と評価されても仕方が無いのだ。

公選法では人気投票が禁止されているために実現は難しいかもしれないが、各議員の議会や日常での勤務評定を住民が行なうことができれば議員はもっと目の色を変えて頑張るだろうし、市民との触れ合いの時間を多く持つだろう。
産経子曰く「議会は一体何をしているのだろう。まったく何も見えてこない」。この言葉の重さを肝に銘じてこれからの残された任期を全うしようと決意を新たにするものである。

産経

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