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京都東山の六道珍皇寺と西京・松尾の鈴虫寺

8月17日の土曜、京都東山の六道珍皇寺に家内と行って来た。この寺は、平安時代に鳥葬が行われていた東山の鳥辺野への入り口にあって、地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の六種の冥界への分岐点である六道の辻と呼ばれていた。閻魔王宮の役人との伝説があった小野篁(おのたかむら)が冥府へ通う入口が、この寺の境内にある井戸で、冥土通いの井戸と称されている。ちなみに小野篁は小野小町の祖父である。入ってすぐにある閻魔・篁堂には等身大の篁の木造があり、全てを見透かしたような冷然とした目付きには戦慄を覚えるほどである。また篁が彫ったと伝えられる閻魔像が並んでいて威厳に満ちた風貌は、まるで軽薄な政治家なんぞはひとたまりも無く無間地獄へ送り込むぞと語っているようである。この日はお盆行事のため残念ながら井戸を見ることは出来なかったが、先祖の墓参りをしたあとだったので、ことのほか現世冥界を考える良き縁となった。

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まだ時間が早いので西京区松尾にある苔寺=西芳寺へ車を向かわした。行ってみると静かな環境を維持するために見学は事前の予約制で文書で行わねばならないとのこと。残念であったが、このまま帰るのも何なので近くの鈴虫寺に立ち寄ることにした。正しくは華厳寺と称する臨済宗の寺で大日如来が本尊である。恋愛成就・願い事・縁結び祈願の寺として知られ、門前の幸福地蔵はただ一つだけの願いなら叶えて下さるという有り難い地蔵さんである。500円の志納金を払って大きな座敷に案内される。200人以上は入ったであろうか、中は育てられている鈴虫の声に満ちて冷房が心地よい。おもむろに老僧の説法が始まったが、声が小さいのと、かつぜつが悪いので半分も聞き取れない。さかんにお地蔵さんのご利益を説いておられた。日本で唯一わらじを履いた地蔵さんはここでお願い事をした人の所にやってきて願いを叶えて下さる、もし引越ししたら必ず転居届けをして下さいと言って笑いを取るのが話の壷なのか。で、帰り際にはお札300円也を買うことを勧められていた。正直言って眠たかった。もちろんお札は買わなかった。この寺ではもともと数万の鈴虫がいて、秋には境内全体が鈴虫の声に包まれるそうであるが、件の老僧たちが工夫して、夏は涼しく冬は暖房して25度の温度を保つことで、室内の大きな飼育ケースでは一年中鈴虫が鳴く寺になったと誇らしげにおっしゃっていた。鈴虫に会えるのは良いが聴きたくもない説法を聞かされるのも苦行の一つと、妙に納得したひと時であった。境内からは京都市内が一望できたが写真を撮るのも忘れた。

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