元気モリモリもりもっちゃん・四條畷市会議員/森本勉公式サイト

巨額の税金垂れ流しになる計画に現状の考え方では反対です。

今日の総務建水常任委員会で、四條畷市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について審議されました。この計画は生駒遊園地の近くにある大阪電気通信大学が所有していたグランドを四條畷市が購入し、全体事業費約5億円を掛けて整備しようとするものです。〔ここは信貴生駒スカイラインでしか行けなくて通行料・普通車で360円掛かりますし2輪車は通行できません〕

このグランドは数十年前に、大阪電気通信大学を四條畷市の清滝に誘致するにあたり、当時の法律で定められていた学生数に一定面積を乗じた運動場が必要だったために、学校が10億円以上をかけて谷を生めて整備し、一方で四條畷市が市民公園とも位置づけて管理棟を市が立てて一帯を管理する、という約束で始まった事業でした。しかし市は「お金が無い」などの理由により協定書にあった管理等建設などを放擲してきたために、大学側と係争に至ったものです。

当面、人工芝のサッカー場を開設運用を始めるにあたり、設計委託料が2100万円、土地購入費が1億3700万円、人工芝設置工事が1億2400万円などがかかり、管理棟工事などもあって国からの補助金を引いても2億3000万円の市持ち出しとなっています。

私は、大学と係争になっていて場合によっては18億円もの損害賠償請求を起こされる事態が、1億3700万円で市が購入することで落ち着いたことには一定の理解をしています。今ある野球場やグランドはそのまま使えるものですから、市民に開放すると同時に、散策にでも供したら良いと思っていました。

しかし、この新たな整備計画で、今後毎年約2700万円の赤字が続くということは、つい先日開催された議会全員協議会で始めて知らされました。

運動施設の充実は大変結構なことだと思っておりまして、「とんとん」か若干の赤字、ならば理解できますが、30年運用して約8億円もの赤字を出す施設を運営することが、納税者の理解を得られるのか、また、市民の利用が非常に限られていることが予想されることからも財政規模の小さな本市が性急に事業を進めることに対する疑念、こういう事業こそ、土地と一定の施設を市が民間に提供して運営を委託する「PFI事業」にして市の財政負担をできるだけ削減するのが望ましい等と私は考えます。

よって採決では上記の内容を述べて反対しましたが、藤本美佐子副委員長の賛成討論があって、私を除く全員の賛成で可決されました。委員の中からは毎年出る巨額の赤字に対する懸念も示されていただけに非常に残念です。

今後は野球などができる多目的広場などの整備が進んで行くそうですが、市民の理解が得られるように事業計画の精査、とくに経常経費削減への明確な道筋が示されないとなれば、将来の市民に対して責任を取れるのかを問われることになるでしょう。

市では水道局を大阪府の企業団へ渡してしまうことについては、将来の水道料金値上がりを抑制できるからと説明しています。また学校の統廃合は少子化を先取りして財政負担を軽減させる為のPFI事業だとも説明しています。そういう考え方からは今回の事業をどのように説明するのか。過去に幾多の地方自治体が犯した失敗=箱モノをつくって税金をとめどなく投入する、その轍を踏もうとしているのが今の四條畷市だと考えます。

K0110010

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