元気モリモリもりもっちゃん・四條畷市会議員/森本勉公式サイト

情報漏えい〔続〕

昨日お知らせしたように、去る6月20日の本会議場において共産党議員が、まちづくり長期計画にかかわる提案募集の応募状況等を暴露した件につき、あらためて詳述する。
これは本年度当初予算に盛り込まれた、今後のまちづくりの中に民間の知恵を生かそうとする、全国に先駆けた取り組みであり、四條畷市の努力が実って春に国交省の補助金1千6百余万円が付いた画期的事業である。従来から都市計画には民間の知恵が必要だと主張して来た私にとっても我が意を得たりとする先進的取り組みであり、議会活動を通じて訴えてきた「コンパクトシティー」実現の思いに対して市が賛同してくれたものと、大いに意を強くしている事業である。
この提案募集は、一般競争入札とは違い、プロポーザル方式によって広く提案を募集し、優秀と思われる数社案について、あらためてプレゼンテーションを受けて選定委員会が最終委託業者を決定する入札手法である。一発の競争入札とは違うが、新ゴミ焼却場の新設事業で業者選定を行なった入札に等しい手法であって、最終業者が決定されるまでは高度な秘密保持が求められる案件である。

市の募集要項から要点を抜粋する。

①提案を求める趣旨
市西部域の教育施設再配置を含む公共施設の再配備を進めるにあたり、PFI手法〔プライベート・ファイナンス・イニシアティブ=注・森本〕による民間資金及び民間ノウハウの活用によって、効率的・効果的な整備の可能性等を検討する事業化パートナーを選定しようとするものである。

②提案を求めるもの
公共施設の集約化や機能の複合化、民間施設との合築、PPP〔パブリック・プライベート・パートナーシップ=注・同〕PFIの活用で財政負担を軽減・平準化することができる計画案〔2050年を目途とするもの、概ね10年間で実行するビジョン等〕、教育施設の再配置・再整備を2020までに完了させることを目標に上記手法を活用した教育環境整備計画案、また前記2計画に共通した方策などを求めるものである。

以上のように、非常に柔軟な考え方に拠る都市計画を進めようとする先駆的事業であることが解る。一部にはこれらの手法が必ずしも成果を上げていないとの指摘があるが、今回のケースは民間丸投げの安易な考えではなく、行政が主体性を持ちつつ広く有益な考え方を研究しようとするもので、田中前市長から引き継がれた開明的思想の果実と評すべきものと考える。特に教育委員会が本市の教育再生のみならず、画期的都市計画に拠る教育環境整備にかける強い思いがひしひしと伝わってくるのである。

今回私が問題としているのは、この応募が5月2日に締め切られ、応募提案書類の提出期限が、正しく共産党議員が一般質問を行った6月20日の午後5時締め切りであったものが〔当該質問が行われた時刻は5時になっていなかった〕、応募業者の実名・後日のプレゼンテーションの詳しい時間割までもが暴露された、つまりは秘密情報が漏洩したことなのだ。
公共が発注する事業は当然のことながら明確な競争性が担保された上に、受注しようとする側の懸命の努力によって価格・品質ともに一番優秀なものが採用されることに拠り、市民に負担して頂いている税金が公明正大に使われることで、納税者の理解を得ることが出来るのであり、その方法に過誤があると判断された場合は公正取引委員会の関与を受けることになる。
行政は今回の件で、漏洩が行なわれた事実を謙虚に受け止め、事実関係を徹底調査した上で議会は勿論、市民に対して説明を行なわなければ、到底市民の信頼が得られる市政とは言えなくなると深く憂慮するところである。
また、情報の流出元次第では各種法令違反に問われる事案であることも考えられるのではないか。そうであるとすれば尚更自浄努力が強く求められるのである。

私は今回、全国に誇れる先駆的事業を行なおうとする本市に対して深く敬意を表するものであり、且つ本事業が推進されることに大きな期待を寄せる者であるだけに、残念至極と言わざるを得ない事態だと認識するのだ。
幸いにも事後処理として競争性・透明性を確保すべく万全の処置が採られたと聞き及んでいる。場合によっては全国に四條畷市の名を高めることのできる画期的事業なのだから、ゆめゆめ画竜点睛を欠くことのないよう、しっかりとした対応が行なわれることを心より願うものである。

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