元気モリモリもりもっちゃん・四條畷市会議員/森本勉公式サイト

市役所は誰の為のものなのか。猪突猛進をやめて、南中に小中併設校を設置せよ。

少子化により、1学年1学級の小学校が増えて来ている。良質な教育環境整備の為の統廃合には、私は以前から賛成をしている。現状を変えるなとする一部の主張には賛成しない。
ところで、今回、まちづくり意見交換会という名のもとに学校統廃合の説明会が何度も行なわれてきた。その推移を注意深く見守ってきたが、この頃ではデジャヴというか、役所は結局変わらないんだとの失望感に包まれている。
何故、まちづくり意見交換会なのか? 一応は長期計画とセットで提示されてはいるものの、最も住民に関心があること、最も役所として進めたいことは学校統廃合であろう。ならば、堂々と学校統廃合計画の説明会とするのが行政の良心というものではないか? 財源提示が何もなされていないことからも、到底責任ある姿では無い。
前回の東小・南小統合に比して、これからやろうとしていることは四條畷市の大手術だ。どんな手術でも丁寧な説明の上で患者の承諾を得て手術は行なわれる。せめて、畷中へ行かせる限りは、スクールバスの計画はこうします、障害児にはこのように対応しますとか、具体的な考えを全庁あげて検討した上で、インフォームドコンセントを開始するのが当たり前だと考える。
区長会にも説明しました、各種団体にも説明しました、と言うが、四條畷市の大手術ならば市民全てに考えを問うのが当然ではないか。学校が無くなることで価値の下がる住居もある。これが進むのなら住民税も保険料も高い四條畷市から出て行こうとする人もあるだろう。
これを行なうメリットはこれ、デメリットはこれ。デメリットを解消するために、このようなしっかりした対策を取ります。これだけの教育・環境・財政効果等があります。これによって市民の税負担はこれだけ軽減されます。この一連の事業に要する費用はこれだけで、市民負担はこうなります。起債額はこれだけ。何年後から毎年これだけを返済するので、一世帯あたり平均これだけの負担が何年続きます。デメリット解消対策に要する費用はこれだけ毎年かかります。さらには、考えているデメリット解消対策について市民、特に統廃合で大きな影響を受ける子どもや孫を持つ人達に意見を聞いて合意形成を図ります。
僕だったらそうする。
さらに、これだけ社会を大きく変革しようとする事業についての説明会に市長が来ない。教育長も発言しないのには合点が行きかねる。
過ぎた話になるが、前の東小・南小統合問題のときに、当時市会議員であった土井氏は、東小を廃止すれば東小の子どもはJRの踏み切りを渡らなければならなくなる。子どもの命はどうなっても良いのか!?と反対運動の先頭に立っていた。
今回の計画では、逆に今、南小に通っている多くの子供達が踏み切りを渡らなければならなくなるが、これについて市長は無言を通すのか。
去年に総額数千万円の固定資産税徴収漏れが発覚した時に、本会議で私の質問に対して、市長は、報告を受けただけだから〔責任をとる〕考えは無いと答弁した。徴税権を行使しなかったことで、結局は住民に大きな損害を与えたのに、トップがこんな返事をするのが現実で、だからこそ今回の問題でも市長が最終責任者であるが故に、その責任感を問うているのだ。
政治家の資質が改めて問われると言っても過言ではないと思う。
会社が思い切った合理化計画を進める場合、経営陣だけの判断で進めるだろうか? 否、 当然株主を納得させてから事業に着手するのであり、合理化計画実行によって万が一にも結果的に会社に不利益なことになれば、経営陣は責任を取って退陣するのだ。
今の四條畷市に、その覚悟はあるか? また株主=市民に対して充分な説明を行なっているか? 長期計画では公共施設の統合を進めるとするが、学校財産も含めて全体像を「今」示し、市民負担に対する責任ある道筋を根気良く説明して行くのは当然だ。今のやり方に対して、眉をひそめる職員も多いと聞く。
僕は議員になって一貫して公共施設の統合を訴えてきたし、昨年の3月議会でもかなり踏み込んだ提案を行なったが、税収についてはセットで議論してきた。それが責任ある議員の姿だと信じてのことだ。
さて、今回の統廃合は、どないしてでも計画通りに押し通す覚悟に見える。他のオプションを提示、もしくは公募することは検討できないのか?
僕は南中に、小中併設校を設置することを提案する。以前に同僚議員から提案されたことで、僕も大変良い考えだと思ってきた。これなら、大方の理解は得られると思う。また、現市役所跡地には250戸近い分譲マンションを建てることが可能だ。とすれば児童生徒の数は100人どころでは済まない。この子ども達をどうするのか。どう考えてみても、四條畷市の大手術をしようとするにしては、計画が粗雑すぎる。子どもが減るから仕方が無いと言うが、増やすことを考えているのだろうか。
2小1中が理想とは言え、何も究極の理想に猪突猛進することが正しいとは言えない。住民の意見を良く聞いて変更する、または新たな責任ある折衷案を示すことは出来る筈だ。また住民の意見により、当初と違う方向を進むことになった場合に、財政効果が減少しても、税負担が増えても、それは選択した住民=納税者の責任に帰するのであって、これが本当の民主主義だと思う。
前の統廃合が頓挫したことに懲りて、役所が本当に市民目線で物事を進めてくれるだろうと願っていたが事実はそうでない。ならば市長は市民に信を問わねばならない。市長選挙のときに貴方が絶賛していた橋下さんも、そうしたではないか。
市役所は誰の為のものなのか。もう一度よく考えて欲しい。3月議会ではこの関連で調査費を付けるようだが、このままでは反対せざるを得ない。
住民の声は多種多様で、一部の声に媚びることは正しい事ではない。しかし、今回の計画は何年もかかる「四條畷市の大手術」なのだ。単に統廃合だけでは無い、この街の存続にかかわる重大なことであるが故に、声を大にするのだ。

西中に温水プールを作るとか、くすのき小にカフェ併設の図書館を作るとか、それらは本質に関係ないことであり、そのようなイメージで市民の賛同を得ようとする手法は到底容認出来ない。
市役所は誰のものなのか。この問いの重みを行政に携わるものは忘れて頂きたくない。

URL :
TRACKBACK URL :

森本勉市政事務所

TEL.072-863-1050 FAX.072-813-9030
所在地.〒575-0023 大阪府四條畷市楠公1-9-1

市民相談は毎日お受けいたしております

Return Top